シャドーイング日誌・NHK「やさしい日本語」ニュース・スマホ、を使った課題
- anc05825
- 2015年12月4日
- 読了時間: 2分
初級の総合クラスと上級の聴解クラスで、NHKのNews WEB EASYのシャドーイングを、今期は輪番で発表させる課題をだしています。
受講者全員が、スマホとイヤホンを使ってNHK「やさしい日本語」WEBニュースのシャドーイングを、毎日練習することになっています。
その記録を「シャドーイング日誌」に書きます。 「今日覚えたことばは~」、「今日は2分だけ」、「今日の内容は~」、「今日は休み」など、少しのことばだけですが、カレンダー式の日誌をコピーして全員に渡してあります。
毎回の授業で2名ずつ、練習の成果をみんなの前で発表します。
他の学生もスマホでNHKのページを見ながら、ニュースの内容を理解します。
発表者はこのときにシャドーイング日誌も提出して、わたしがチェックして押印します。

ハンコはこの夏ハノイで作ってきたものですが、なかなか評判よろしいです(^◇^)
このシャドーイング日誌は、論文「上級レベル学習者に対するシャドーイングの研究」(2010)を参考にしました。
日誌については、発表の直前に慌てて「一気書き」する学生もいますが、シャドーイングはおおむね皆、回をかさねるごとに上手になります。 学生たちの今のところの反応は、 ・ニュースがわかるようになった。 ・練習すればするほど上手になるのがわかる。 ・わたしは日本語に結構自信があるが、シャドーイングは苦手。発表の前の日は眠れないくらい。 ・語彙が増えた。
・宿題になっていないと自分ではなかなかやらないから、無理やりだけど一日数分練習するのはいい。 学期のおわりには少し丁寧なアンケートを作り、評価してもらおうと思います。 もうすこし勉強し、実際に運用力が上がったのかどうか、事前事後のテストなどで評価することも要るのだろうと思います。 いずれにしても、学生たちは意外にまじめにシャドーイング日誌を提出しているのですが、ハンコをもらえるのが単純にうれしいようです☆
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